仮想通貨・マイニングは怪しいのか

 マイニングとはどのようなものなのでしょうか。仮想通貨、とよばれるビットコインなどは、「仮想」というだけあって怪しいです。大量の仮想通貨が盗まれたというニュースも聞いたことがあり、信用できません。 ずっとそう思っていましたが、興味は少しありました。そんな中、ある友人が仮想通貨で稼いでいるという話を聞きます。周りの友達はみんな彼のことを馬鹿にしますが、私は少し気になり、本人に聞いてみました。ここから私の仮想通貨は始まったのです。  友人によると、仮想通貨にはマイニングという作業が不可欠で、それによってお金が得られる仕組みということです。すべての始まりはサトシナカモトさんという方の論文で、これ自体は世紀の大発明だったのです。これによって、今まで流通した通貨の概念が一気に覆り、仮想通貨を中心とした世界になるかもしれないのです。友人は嬉々として話します。その友人を通じて、私もより深みに入っていきます。仮想通貨はブロックチェーンという技術を用いていることや、マイニングはスーパーコンピュータで行われることが多く、個人でマイニングを行うことは今では難しいこと、そして友人の投資しているマイニング会社を紹介してもらいました。もちろんすぐに私も登録しました。今でも目に見える形で仮想通貨がマイニングされ、報酬が発生しています。    では、冒頭に述べたように、なぜ怪しいイメージが付いているのか。大量の仮想通貨が盗まれた事件は、実は、仮想通貨やブロックチェーンという技術が悪いのではなく、それらの取引・換金などを行う「取引所」というものが悪かったのです。取引所は、普通のお金で言う銀行みたいなものです。その取引所のセキュリティが悪かったため、ハッカーによって攻撃されてしまったのです。ニュースではそのような事件を大々的に報道し、あたかもマイニングや仮想通貨が悪者であるかのように私は感じていたのです。今ではイメージの改善のため、「仮想通貨」ではなく「暗号通貨」という表現に変わっている場合も多いです。つまり、仮想通貨・マイニングは怪しいものではなかったのです。それらの技術について詳しい先輩に、「この技術を大して知りもしないくせに、勝手にこの技術を評価・判断するな」と言われました。全くその通りです。もしこの技術を疑うのならば、きちんとこの技術を勉強してからもう一度考えてみるべきです。より多くの人々がこの技術を利用すれば、より世界は便利になるのです。