投資信託と個人向け国債

投資というと株式投資をイメージする人は少なくありません。しかし、世の中には株式以外にも様々な投資先が存在します。その1つに投資信託と呼ばれる商品があります。投資信託とは、ファンドマネージャーと呼ばれる投資のプロたちが多数の投資家たちから集めた資金を、株式や債券などに投資して、そこで得た収益を投資家に分配するものです。
投資信託の良いところは少額でも購入できるという点です。かつては1万円程度が最低購入金額でしたが、積立で買うサービスを利用すれば月額1,000円から購入できるものも存在します。さらにネット証券の中には100円から投資信託を買えるものあります。特に投資初心者にとっては、最初は少額投資から始めた方が良いので、投資信託は始めやすい金融商品かもしれません。投資信託は、国内株式や外国株式や債券に投資するものなど、投資対象が豊富に存在するので、目的に応じて商品を選ぶことが可能です。また、多くの銘柄に分散投資するためリスクが分散される点もメリットの1つです。
ただし、運用がうまくいかなければ値上がり益や分配金を得られないこともあり、元本割れのリスクもあります。また、運用を投資のプロたちに任せることから、運用手数料がかかることも知っておくと良いです。ちなみに投資信託は証券会社だけではなく、銀行や郵便局でも購入することが可能です。
債券とは国や公共機関や企業が発行する借用書のことです市場で売買されるため、主に金利動向によって価格が変動する仕組みです。債券には、国が発行する国債・都道府県や市町村が発行する地方債・企業が発行する社債などがあります。満期まで保有していれば、発行元が破たんしない限り元本は確保されるという性質があります。特に国債は、日本という国が破たんしない限り元本が確保されるので、非常に安全な投資商品といえるでしょう。
このように債券には色々な種類が存在しますが、中でも注目されているのが個人向け国債です。個人向け国債には、満期が10年の商品と5年の商品とがあります。10年満期のものは金利が利率が半年ごとに見直され、変動10と呼ばれています。一方5年満期のものは金利が固定なので固定5といわれます。特に変動10の場合、低金利のときに購入すると、金利上昇に連動して利息が上がるというメリットがあります。個人向け国債は年間4回発行されていますが、金融機関によってはすぐに売り切れてしまうケースもあるようです。